花谷 淳大阪・天王寺の白髪ぼかし美容師
解説・花谷淳

白髪ぼかしとは?白髪染めとの違いと、白髪率で変わる4つの方針

こんにちは、大阪・天王寺の美容室WORLD ORDERで白髪ぼかしを専門にしている美容師の花谷淳です。

「白髪ぼかしって、白髪染めと何が違うの?」という質問をよくいただきます。この記事では、白髪ぼかしの基本と、私が施術前に必ず見ている「白髪率」による考え方をまとめました。

白髪ぼかしとは

白髪ぼかしは、白髪を暗い色で塗りつぶして隠すのではなく、ハイライトやバレイヤージュで白髪と周りの髪の明るさの差を小さくするカラーです。

白髪と黒髪の差がなじむので、根元が伸びてきても境目がくっきり出にくく、プリンや白髪が気になりにくくなります。

白髪染めとの違い

白髪染めは、強いアルカリで髪の表面を開き、濃いブラウンの色素で白髪と黒髪を1色に染めるカラーです。しっかり隠せる反面、次のような悩みが出やすくなります。

特に大きいのが「伸びた時の境目」です。暗く染めるほど白い根元との差が大きくなるので、2〜3週間で気になり始める方も多いです。

白髪ぼかしは、この境目の差を最初から小さくしておくことで、白髪染めのデメリットを減らすカラーです。

白髪ぼかしは「白髪率」で考え方が変わる

同じ白髪ぼかしでも、白髪の量によって正解のデザインは変わります。私は白髪率(髪全体に占める白髪の割合)を、次の4つに分けて方針を決めています。

白髪率 方針 考え方
0〜20% デザイン 黒髪が主役。コントラストハイライトなどでデザインを楽しむ
20〜40% ぼかす 極細ハイライトで白髪と黒髪の境目をぼかす
40〜60% 馴染ませる 白髪自体がハイライトの役割に。ブリーチ卒業もしやすい
60〜100% 活かす 暗く隠さず、白髪の透明感を活かす

0〜20%:デザインを楽しむ

まだ全体の大部分が黒髪なので、白髪をぼかすというより、ハイライトやフェイスフレーミングなどのデザインカラーを楽しむゾーンです。

20〜40%:ぼかす

分け目や顔まわりなど、部分的に白髪が気になり始めるゾーンです。白髪と同じくらい細い極細ハイライトを入れて、白髪を目立ちにくくします。

40〜60%:馴染ませる

黒と白がほぼ半々になるゾーンで、白髪ぼかしが一番きれいにハマるバランスです。白髪そのものが細いハイライトのように見えるので、最初にハイライトで境目を整えれば、その後はカラーだけで繋げていく「ブリーチ卒業」も目指せます。

60〜100%:活かす

白髪が主役のゾーンです。ここで暗く隠そうとすると、伸びた時の境目が一番目立ってしまいます。白髪の透明感を活かして明るめに整えたり、グレイヘアへ移行したりする方が自然にきれいに見えます。

自分の白髪率がわからない方へ

白髪率は、分け目だけでなく、顔まわり、表面、内側など場所によっても違います。白髪ぼかしで大切なのは「量」だけでなく「どこに多いか」です。

気になる方は、今の髪の写真をInstagramのDMで送っていただければ、白髪率と生え方を見て、合いそうなデザインをお伝えします。

よくある質問

Q. 白髪ぼかしには必ずブリーチが必要ですか?
A. 白髪率や履歴によります。白髪率40〜60%ほどあれば、ブリーチなしの白髪活かしカラーで馴染ませることもできます。

Q. 白髪染めをずっとしていても白髪ぼかしにできますか?
A. できます。白髪染めの履歴がある場合は、最初の1〜2回は境目を馴染ませるハイライトを入れ、境目が馴染めばカラーだけで繋げていきます。