白髪は隠すより活かす。白髪の3つの魅力と、透明感を消す「ブラウン」の話
大阪・天王寺WORLD ORDERの花谷淳です。
白髪は「隠すもの」と思われがちですが、実は黒髪にはない魅力を持っています。私が白髪ぼかしで大切にしている「白髪を活かす」という考え方について書きます。
そもそも白髪とは
白髪は、髪の色をつくる細胞(メラノサイト)の働きが止まって、色が作られなくなった毛です。色が白くなっただけで、成長が止まった毛ではありません。
黒髪には赤褐色、つまりブラウンの色素が含まれています。一方、白髪にはこのブラウンが含まれていません。この違いが、白髪の魅力につながっています。
白髪の魅力1:透明感
透明感の天敵は、濃いブラウンです。黒髪や白髪染めをした髪にはブラウンの色素がたくさん入っているので、どうしても透明感が出にくくなります。
白髪にはブラウンが入っていないので、それだけで透明感があります。この透明感をどれだけ残してカラーできるかが、白髪を活かすカラーの一番のポイントです。
白髪の魅力2:多彩に染まる
白髪は、何色にも染まる真っ白なパレットのようなものです。カラー剤の色がそのまま鮮やかに発色します。
白髪と肌に馴染みやすいベージュやグレージュを基本に、ピンクやラベンダーを混ぜても、白髪はきれいに発色します。
白髪の魅力3:天然の立体感
白髪は白と黒の2色で生えてくるので、それだけで自然な立体感が生まれます。
白髪と黒髪の明るさの差をうまく残して染めると、白髪そのものが天然のハイライトになります。わざわざブリーチでハイライトを入れなくても、立体感のある髪色が作れるということです。
白髪染めで透明感が出ない理由
白髪染めは、白髪と黒髪の差をなくすために、濃いブラウンで全体を1色に染めます。つまり、白髪の3つの魅力をすべて塗りつぶしてしまうカラーです。
白髪を活かすカラーでは、逆に白髪に入れるブラウンの量をできるだけ少なくします。私の白髪活かしカラーでは、白髪に入れるブラウンを10〜30%以内に抑えて、白髪の透明感をできるだけ残すようにしています。
ブリーチ卒業という選択肢
白髪ぼかしというと、ずっとハイライトを入れ続けるイメージがあるかもしれません。従来の白髪ぼかしは、生えてくるたびにハイライトを入れ続けるので、髪への負担も費用も大きくなりがちでした。
白髪を活かす考え方なら、最初にハイライトで境目を馴染ませたあとは、カラーだけで繋げていくことができます。白髪そのものがハイライトの役割をしてくれるからです。特に白髪率40〜60%ほどの方は、このブリーチ卒業がしやすいゾーンです。
白髪を隠すのをやめて、活かしてみませんか。気になる方は、今の髪の写真をInstagramのDMで送ってください。