白髪率とは?自分の白髪率の見方
こんにちは、大阪・天王寺の美容室WORLD ORDERで白髪ぼかしを専門にしている美容師の花谷淳です。
カウンセリングで私が最初に必ず確認するのが「白髪率」です。今日は、白髪率とは何か、そして自分の白髪率をどう見ればいいかについてお話しします。
白髪率とは何ですか?
白髪率とは、髪全体に占める白髪の割合のことです。白髪ぼかしでは、この割合によって似合うデザインや施術の考え方がまったく変わるので、カウンセリングの一番はじめに必ず確認しています。
白髪率で方針はどう変わるのですか?
以前の記事でもお伝えした通り、私は白髪率を次の4つに分けて方針を決めています。
| 白髪率 | 方針 | 考え方 |
|---|---|---|
| 0〜20% | デザイン | 黒髪が主役。コントラストハイライトなどでデザインを楽しむ |
| 20〜40% | ぼかす | 極細ハイライトで白髪と黒髪の境目をぼかす |
| 40〜60% | 馴染ませる | 白髪自体がハイライトの役割に。ブリーチ卒業もしやすい |
| 60〜100% | 活かす | 暗く隠さず、白髪の透明感を活かす |
同じ「白髪ぼかしをしたい」というご希望でも、白髪率が違えば選ぶ技法もメンテナンスの頻度もまったく別物になります。
自分の白髪率は、正確に測れるものですか?
実は美容師も、白髪を1本ずつ数えて割合を出しているわけではありません。全体を見た経験的な見立てで判断しています。ですので、ご自宅で厳密な数字を出そうとするより、「今、黒と白のどちらが多いと感じるか」「気になるのはどのあたりか」という大まかな感覚を持っておくことのほうが、デザインを考えるうえでは大切です。
その感覚をもう一歩具体的にするために、私は「量」だけでなく「生え方」もあわせて見るようにしています。
白髪率だけでなく「生え方」も見ます
白髪ぼかしで大切なのは、割合(量)だけではありません。「どこに白髪が多いか」という生え方も、デザインを決める大事な要素です。私はカウンセリングで、生え方を次の5タイプで見ています。
| タイプ | 特徴 | 提案の軸 |
|---|---|---|
| 分け目集中 | 分け目に白髪が固まる | 分け目の筋を細く散らす |
| 顔まわり集中 | 生え際・こめかみ付近が目立つ | 顔まわりをデザインでカバー |
| 表面集中 | トップ〜表面で見えやすい | 表面の見え方最適化 |
| 内側集中 | めくると内側に多い | 必要部位にだけ効かせる |
| 全体均等 | 全体に散る | 全頭設計(細かい分散) |
たとえば同じ白髪率40%でも、分け目に集中しているタイプと、全体に均等に散っているタイプでは、ハイライトの入れ方がまったく違います。
まとめ
白髪率は「量」と「生え方」の2つの視点で見ることで、より自分に合ったデザインが見えてきます。正確なところが知りたい方は、来店時のカウンセリングで一緒に確認していきましょう。
よくある質問
Q. 白髪率は自分で正確にわかりますか?
A. 正確な割合を出すには美容師によるカウンセリングでの診断が必要です。ご自宅では「黒と白、どちらが多いと感じるか」「気になる場所はどこか」を大まかに把握しておくと、カウンセリングがスムーズになります。
Q. 白髪率が低くても白髪ぼかしはできますか?
A. できます。白髪率20〜40%くらいの「ぼかす」ゾーンでは、白髪と同じくらい細い極細ハイライトを入れて、白髪と黒髪の境目を目立ちにくくする方法が向いています。