花谷 淳大阪・天王寺の白髪ぼかし美容師
解説・花谷淳

顔まわりの白髪はフェイスフレーミングで

大阪・天王寺WORLD ORDERの花谷淳です。

「生え際の白髪が、朝の鏡でいちばん目につく」「こめかみの白髪のせいで、疲れて見える気がする」。顔まわりの白髪は、量が少なくても気になりやすいお悩みです。

今回は、顔まわりの白髪が気になる方に向けて、私がよくご提案している「フェイスフレーミング」という白髪ぼかしの考え方をお伝えします。

顔まわりの白髪は、なぜ気になりやすいの?

顔まわりは、人と話すときに必ず目に入る場所で、ご自身でも鏡で毎日見る場所です。生え際やこめかみは根元が見えやすいので、少し伸びただけでも白髪が目に入ります。

白髪率(髪全体に占める白髪の割合)がまだ10〜30%ほどで、全体は黒く見える方でも、「顔周りに数本」が気になっているケースはよくあります。全体の量ではなく、場所によって見え方が大きく変わるのが白髪です。

白髪ぼかしは「量」より「場所」で考える

花谷式では、白髪ぼかしのデザインを「白髪率」「生え方」「デザイン(明暗差・筋感・主張の強さ)」の3つで決めています。生え方は次の5タイプに分けて診断します。

タイプ 特徴 提案の軸
分け目集中 分け目に白髪が固まる 分け目の筋を細く散らす
顔まわり集中 生え際・こめかみ付近が目立つ 顔まわりをデザインでカバー
表面集中 トップ〜表面で見えやすい 表面の見え方を整える
内側集中 めくると内側に多い 必要な部分にだけ効かせる
全体均等 全体に散る 全頭で細かく分散させる

生え際やこめかみが目立つ方は「顔まわり集中タイプ」です。提案の軸は「顔まわりをデザインでカバーする」こと。生え方別の早見では、顔まわりにはフェイスフレーミングを合わせています。分け目が気になる方は分け目の白髪が気になる人の白髪ぼかしもあわせてご覧ください。

フェイスフレーミングとは?

フェイスフレーミングとは、顔のまわりの髪に明るい筋を入れて、顔を額縁(フレーム)のように囲むデザインのことです。白髪を自然にぼかすというより、「気になる部分をデザインにしてしまう」イメージに近い方法です。

向いている方

良いところ

気をつけたいところ

白髪率によって、フェイスフレーミングの見え方は変わる?

同じフェイスフレーミングでも、白髪率によって役割が少しずつ変わります。

白髪率0〜30%の方

まだ黒髪の割合が多いので、顔まわりのデザインがとても映えるゾーンです。花谷式でも、白髪率0〜30%のおすすめデザインのひとつにフェイスフレーミングを挙げています。白髪ぼかしというより「白髪を活かしたデザインカラー」の感覚に近く、顔まわりの白髪がなじみやすくなります。一方で、ぼかす効果は限定的で、根元が伸びると気になりやすい点は知っておいてください。

白髪率40〜60%の方

白髪そのものが自然なハイライトの役割をしてくれるので、顔まわりだけ明るくしても全体から浮きにくいゾーンです。白髪をぼかしながら、立体感やおしゃれ感も出せます。ただし、明るくしすぎると派手に見えることがあり、ベースが暗いと白髪が浮く場合もあります。

白髪率70%以上の方

このゾーンでは「隠す」より「白髪をデザインにする」発想が大切です。もともと白い顔まわりと自然につながるので、フェイスフレーミングとの相性はとても良いと考えています。顔まわりが明るく見え、柔らかく上品な印象になりやすい一方、コントラスト(明暗の差)が強すぎると不自然に見えるため、デザインの設計がとても重要です。

フェイスフレーミングを派手にしないためのポイント

いちばん大切なのは、筋の太さです。根元は毛が密集していて毛先に向かって広がるため、根元から入れたハイライトは1.5ヶ月後には約2倍の太さに見えるようになります。最初から太く入れると、伸びたときに顔まわりの筋が強く出てしまいます。白髪率10〜30%の方には、まず細めのフェイスフレーミングから始めるのがおすすめです。

また、白髪率は頭全体で同じではなく、部位ごとに違います。カウンセリングでは、白髪率・生え方・ご希望の明るさやデザイン・来店ペースを確認してから、顔まわりにどのくらい入れるかを決めます。全体を合わせるのではなく、気になりやすい部分に合わせてデザインを入れるのが花谷式です。

まとめ

顔まわりの白髪は、量が少なくても目に入りやすい場所です。花谷式では「量より場所」で考え、顔まわり集中タイプにはフェイスフレーミングで顔まわりをデザインとしてカバーします。白髪率によって見え方が変わるので、太さや明るさを今の髪に合わせて設計することが、派手にならず明るい印象をつくるコツです。

よくある質問

顔まわりだけ明るくすると、浮いて見えませんか?

白髪率や筋の太さによって変わります。白髪率40〜60%の方は、白髪自体が自然なハイライトになるので、顔まわりだけ明るくしても全体から浮きにくいゾーンです。白髪率が低い方は、細めに入れることで派手さを抑えられます。

白髪率が低くても、フェイスフレーミングはできますか?

できます。白髪率0〜30%の方は黒髪の割合が多いぶん、顔まわりのデザインが映えやすく、フェイスフレーミングは花谷式のおすすめデザインのひとつです。ただ、白髪をぼかす効果は限定的なので、どこまでデザインとして楽しみたいかを一緒に相談して決めましょう。