花谷 淳大阪・天王寺の白髪ぼかし美容師
解説・花谷淳

白髪率40〜60%はブリーチ卒業のベストゾーン

大阪・天王寺WORLD ORDERの花谷淳です。

「白髪染めの間隔がどんどん短くなってきた」「気づけば2〜3週間で根元が気になる」。白髪率が上がってくると、このように感じる方が増えてきます。実は白髪率40〜60%は、黒髪と白髪がちょうど半々になる時期で、白髪ぼかしの中でも「ブリーチを卒業しやすいベストゾーン」だと私は考えています。

今回は、なぜこの割合でブリーチを卒業しやすいのか、そしてどんなデザインが候補になるのかをお伝えします。

白髪率40〜60%とは、どんな状態?

白髪率とは、髪全体に占める白髪の割合のことです。40〜60%は、黒髪と白髪がおおよそ半分ずつある状態を指します。

この時期は、白髪染めを続けていると伸びるスピードが早く感じられ、2〜3週間で根元が気になりやすくなります。一方で、白髪と黒髪の量が拮抗しているからこそ、白髪そのものが細いハイライトのように見える、という特徴もあります。割合の目安については白髪率とは?自分の白髪率の見方でも紹介しています。

なぜこの割合はブリーチを卒業しやすいの?

ハイライトを入れて白髪をぼかす方法は、生えてくるたびにブリーチを繰り返す必要があります。ですが白髪率40〜60%になると、白髪自体の量が十分にあるため、白髪を活かすことで「隠す」から「活かす」へと考え方を切り替えやすくなります。

白髪に薄く色をのせるだけで、細いハイライトを入れたような見え方に近づけられるため、こだわりのデザインがなければ、ブリーチによるハイライトを入れ続けなくてもよくなります。これが、私が「ブリーチ卒業のベストゾーン」と呼んでいる理由です。

ベースの明るさは、どれくらいが目安?

白髪を活かしてコントラストを効かせたい場合、ベースは暗くしすぎないことが大切です。目安は7〜8レベル程度。私の経験では、5レベル以下まで暗くしてしまうと、伸びてきた白髪が逆に浮いて見えやすくなります。

「白髪を目立たせたくないから暗く」という発想は、この割合になると裏目に出ることがあります。暗さよりも、白髪と黒髪のバランスを活かす明るさを意識することがポイントです。

どんなデザインが候補になる?

ナチュラルに見せたい場合

デザインを楽しみたい場合

デザインを続けるには、どれくらいの周期が必要?

白髪率40〜60%になると、ブリーチデザインをリタッチしなくても、白髪を活かすことでデザインの代わりになっていきます。1.5〜2ヶ月に一度オンカラーでつなげていくと、ハイライトで作った筋感は、生えてくる白髪の生え方に近いナチュラルな細さに変わっていきます。

一方で、入れたてと同じデザインをそのまま維持したい場合は、次のような周期でのリタッチが目安になります。

どちらが正解ということではなく、「デザインを保ちたいか」「白髪を活かして自然に育てたいか」で選び方が変わります。

まとめ

白髪率40〜60%は、黒髪と白髪のバランスがちょうどよく、白髪を隠すよりも活かすほうが自然に見えやすい時期です。ベースを暗くしすぎないこと、そして「ブリーチを続けるデザイン」か「白髪を活かして卒業するデザイン」かを整理することが、これからの負担を左右します。気になる方は、今の白髪の状態を一緒に確認するところから始めてみてください。

よくある質問

白髪率40〜60%なら、必ずブリーチをやめられますか?

必ずやめられるとは限りません。白髪染めの履歴が濃く残っている場合は、土台をつくるためにブリーチが必要になることがあります。今の髪の状態を確認したうえで、卒業までの進め方を相談します。

ベースを暗くしたいのですが、7〜8レベルより暗くはできませんか?

コントラストを活かしたデザインの場合、5レベル以下まで暗くすると白髪が浮いて見えやすくなります。どうしても暗めが希望の場合は、デザインの入れ方や次回以降のメンテナンス方法もあわせて相談することをおすすめします。