花谷 淳大阪・天王寺の白髪ぼかし美容師
解説・花谷淳

白髪ぼかしで派手にならないコツ

大阪・天王寺WORLD ORDERの花谷淳です。

白髪ぼかしのご相談で、とても多いのが「興味はあるけれど、派手になったらどうしよう」というお声です。職場や家族の目が気になる方、年齢的に落ち着いた雰囲気でいたい方も多いと思います。

でも、白髪ぼかしが派手に見えてしまうのには、はっきりした原因があります。原因がわかれば、上品で自然な白髪ぼかしは十分に目指せます。今回は、派手にならないためのコツをお話しします。

白髪ぼかしが派手に見えるのはなぜ?

私がよく見かける「派手に見えてしまう」パターンは、主に次の3つです。

ほかの失敗例は白髪ぼかしでよくある失敗4つでもまとめています。

コツ1:筋の太さは「伸びたとき」まで考える

派手にならないために、まず大切なのが筋の太さです。

根元は毛が密集していて、毛先にかけて広がっていきます。そのため、根元から入れたハイライトは、1.5ヶ月後には約2倍の太さに見えるようになります。入れた直後にちょうどよく見えても、伸びてくると筋が目立ってくるということです。

派手にしたくない方には、白髪と同じくらい細い「極細ハイライト」をおすすめしています。白髪と黒髪を自然につなげるデザインなので、伸びても気になりにくく、職場でもなじみやすいのが特徴です。初めて白髪ぼかしをする方にも向いています。

コツ2:「暗め=地味」とは限らない

「派手になりたくないので、暗めにしてください」というご希望もよくいただきます。ただ、ここには落とし穴があります。

ベース(ハイライト以外の髪の色)を暗くしすぎると、明るいハイライトや白髪との差、つまりコントラストが強くなります。すると、色が落ちてきたときに筋がくっきり浮き出て、かえって派手に感じやすくなるのです。

反対に、ベースを少し明るめにしてハイライトや白髪との差をやわらげたほうが、全体がなじんで落ち着いて見えることがあります。ただ、明るいこと自体を「派手」と感じる方もいらっしゃいます。どちらが自分にとって「派手」なのかは人によって違うので、カウンセリングでしっかりすり合わせることを大切にしています。

コツ3:「ナチュラル」か「デザイン」かを先に決める

花谷式では、白髪ぼかしのデザインを大きく2つに分けて考えます。

派手にしたくない方は、まずナチュラルデザインの中から選ぶのが近道です。カウンセリングでは「コントラストは強め・ナチュラル・ほぼなし」のどれがいいかも伺っています。

コツ4:ブラウンを入れすぎず、白髪を"なじませる"

白髪に薄くベージュやグレーなどの色を入れて、白髪そのものを細いハイライトのように見せる「白髪活かしカラー」も、派手になりにくい方法のひとつです。ブリーチで筋を足さないので、柔らかい雰囲気が好きな方や、ナチュラルにおしゃれ感を出したい方に向いています。

このとき花谷式では、白髪に入れるブラウン(黒髪がもともと持っている赤茶色の色味)の量を10〜30%以内に抑えます。ブラウンを入れすぎると、白髪染めのように重たくなり、伸びてきた白髪との差も目立ちやすくなるからです。詳しくはブリーチなしで白髪をぼかす方法や白髪染めで透明感が出ない理由は「ブラウン」をご覧ください。

なお、濃い白髪染めが残っている髪にそのままハイライトを入れると、派手に見えやすくなることがあります。白髪染めの履歴がある方は、白髪染めの履歴があっても白髪ぼかしはできる?もあわせて読んでみてください。

白髪率によっても「派手に見えにくい方法」は変わる

花谷式では、白髪率で方針を4つに分けています。0〜20%は「デザインとして見せる」、20〜40%は「ぼかす」、40〜60%は「なじませる」、70%以上は「活かす」です。

白髪が少ない方は黒髪が多いぶん、明るい筋との差が出やすくなります。白髪が多い方は、白髪そのものが自然なハイライトの役割をしてくれます。同じ「派手にしたくない」でも、白髪率によって合う方法は違います。ご自身の白髪率は白髪率とは?自分の白髪率の見方を参考にしてみてください。

よくある質問

Q. 初めての白髪ぼかしで、派手にならないか不安です。何から始めればいいですか?

初めての方や、派手にしたくない方には、白髪と同じくらい細い極細ハイライトと白髪活かしカラーの組み合わせをおすすめすることが多いです。変化は控えめですが、とても自然で、伸びても気になりにくいデザインです。実際の白髪率や生え方、これまでのカラー履歴を見てからご提案します。

Q. 暗めに染めれば、派手にならずに済みますか?

暗めにすれば必ず落ち着いて見える、というわけではありません。ベースを暗くしすぎると白髪やハイライトとの差が強くなり、色落ちしたときに筋が目立って派手に感じやすくなります。どのくらいの明るさが一番なじむかは、白髪の量やなりたい雰囲気によって変わるので、カウンセリングで一緒に決めていきましょう。