花谷 淳大阪・天王寺の白髪ぼかし美容師
解説・花谷淳

ハイライトの太さはどう選ぶ?細め・中・太めの違い

大阪・天王寺WORLD ORDERの花谷淳です。

白髪ぼかしのカウンセリングで、「ハイライトって、どのくらいの太さにすればいいんですか?」とよく聞かれます。ハイライト(髪の一部を細い筋状に明るくする技術)は、同じ本数でも太さによって見え方がまったく変わります。

今回は、私が白髪ぼかしで使い分けている「細め・中・太め」の3つの違いと、選び方のポイントをお話しします。

ハイライトの太さで、何が変わるの?

ハイライトの太さで変わるのは、主に次の3つです。

特に大切なのが、伸びてきたときの見え方です。根元は毛が密集していて、毛先にかけて広がっていきます。そのため、根元から入れたハイライトは1.5ヶ月後には約2倍の太さに見えるようになります。入れた直後だけでなく、「伸びたときにどう見えるか」まで考えて太さを選ぶことが大切です。

ハイライト細め:白髪ぼかしの王道

細めのハイライトは、私が「白髪ぼかしの王道」と考えているデザインです。白髪と同じくらいの細さで入れる「極細ハイライト」も、ここに含まれます。

向いている方

メリットと注意点

いちばんなじみやすく、伸びても境目が目立ちにくいのが細めの強みです。ダメージが少なめで、黒髪を守れるのもメリットです。白髪率(髪全体に占める白髪の割合)0〜70%くらいまで幅広く対応できます。

一方で、変化は控えめです。写真だと違いが伝わりにくく、はっきりしたデザイン感は出ません。また、白髪率が70%を超えてくると、細いハイライトをかなりたくさん入れるか、来店のたびに少しずつ増やしていく必要があります。白髪が多い方には、正直なところ全体を明るくするデザインのほうがおすすめになることもあります。

ハイライト中:自然さとデザイン感のバランス

中くらいの太さは、白髪をぼかしながら、ハイライトの筋感も楽しめるデザインです。

向いている方

細めよりも変化がわかりやすく、立体感も出やすくなります。そのぶん、伸びてきたときの筋は細めより目立ちやすくなります。

ハイライト太め:筋感をしっかり楽しみたい方に

太めのハイライトは、筋感がしっかりわかる、派手めのデザインが好きな方向けです。

向いている方

筋が太いぶん印象は強くなります。白髪ぼかしの失敗でよくあるのが「筋が太すぎて派手になった」というケースなので、ナチュラルにしたい方が選ぶ太さではありません(参考:白髪ぼかしでよくある失敗4つ)。

白髪率によって、合う太さは変わる?

花谷式では、白髪率で方針を4つに分けています。0〜20%は「デザインとして見せる」、20〜40%は「ぼかす」、40〜60%は「なじませる」、70%以上は「活かす」です。太さの選び方も、この白髪率とあわせて考えます。

自分の白髪率がわからない方は、白髪率とは?自分の白髪率の見方を参考にしてみてください。分け目だけ白髪が気になる方には、分け目に極細ハイライトを入れる方法もあります。詳しくは分け目の白髪が気になる人の白髪ぼかしをご覧ください。

太さによって、次回からの通い方も変わる

意外と知られていないのが、太さによってメンテナンスの方法が違うことです。ハイライトのデザインを続ける場合、目安は4〜6ヶ月後です。

また、白髪率40〜60%くらいの方は、ハイライトを入れ直さなくても白髪そのものがデザインの代わりになっていきます。1.5〜2ヶ月に一度のカラーでつないでいくと、ハイライトで作った筋感はだんだんと、生えている白髪と同じような細めのナチュラルなデザインになっていきます。ハイライトを入れ続けなくていい考え方は、ブリーチ卒業とは?ハイライトを入れ続けなくていい理由で詳しくお話ししています。

よくある質問

Q. 迷ったら、どの太さを選べばいいですか?

初めての方や、派手にしたくない方には細めをおすすめすることが多いです。いちばんなじみやすく、伸びても境目が目立ちにくいからです。ただ、白髪率や白髪の生え方、なりたい雰囲気によって合う太さは変わるので、実際に髪を見てからご提案します。派手にならないためのコツは白髪ぼかしで派手にならないコツもあわせてどうぞ。

Q. 細いハイライトだと、白髪はちゃんとぼけますか?

細いハイライトは、白髪と同じくらいの細さで入れることで、白髪と黒髪を自然につなげるデザインです。筋で白髪を隠すというより、白髪をなじませるイメージです。変化は控えめですが、伸びても気になりにくいのが特徴です。白髪を活かすカラーと組み合わせることもあります。